7月18日に行われる夏会式大般若転読会イベント
更新日:2009-04-07
大般若とは、正しくは大般若波羅蜜多経と申し、三蔵法師によって伝えられたありがたいお経であり、護摩供にて転読法要を行います。
また併せて、日本最古級の木造蔵王権現様(年輪年代測定結果、1002年辺材型)を年1回御開帳し、ご加護を受けていただきますよう御祈願いたします。
夏会式は三佛寺本堂で行われます。平安期の秘仏と判明した木造蔵王権現立像の開眼法要と一般公開が開始されるとあって、多くの参拝客が訪れます。
この日読まれる「般若経」は全部で600巻もあるため、6名の僧侶がそれぞれ各巻の転読を行います。
各巻の一説を読み上げる僧侶の力強い声は参拝客達の心と体を鎮めてよどんだ空気が澄み渡るように感じます。